左右の足の長さが違って見えるのは○○に関係がある

患者様から、以前別の治療院で左右で足の長さが違うと言われたことがあるという話をよく聞きます。

 

健康番組でも「あなたの足の長さ違いますよ」ってのよくやりますよね。

 

実際に足の長さは違うのか?

 

答えは・・・同じもしくは、ほぼ同じです。

 

過去に足の骨の骨折や手術をしていないのであれば、あってもミリ単位の差です。

 


なぜ、同じ長さのはずの足が違って見えるのか?

 

それは、左右の骨盤の高さが違うからです。

 

どちらかの骨盤が下がれば、反対側は上がります。

 

それが足の長さが違うように見えるのです。

 

そして、骨盤の高さを変えるのは利き手に関係があります。

 

大概は利き手側に重心をかけることが多いので、利き手側の骨盤が下がります。

 

右利きなら右の骨盤が下がるので右足が長く見え、左利きなら逆になるわけです。

 

たまに利き腕が右なのに、左の骨盤が下がっている方がおられますが、こういうケースは仕事柄左手を酷使することが多いです。

 

鍋を振る料理人とか、ギタリストとか・・・。

 

あと、元左利きや両手利きの方ですね。

 

そんなわけで、左右の足の長さが違って見えるのは利き手の関係で、異常ではないので安心してください。

 

どの程度の差までなら許容範囲なのかは、次回お話しします。